青い気球

青い気球

だらだらつらつら。

もう先に書きたいことを書きたいように書きます!

 1ヵ月ぶりに記事を書いています、なばすけです。不登校なので時間は有り余っていたはずなのですが、気が付いたらこんなに期間が空いてしまっていました。

 正直、自己紹介の記事を先に書かなければと謎の強迫観念を抱いていたからというのが大きいです。

 あとはこれまできっちりした文体で書いていたのが少ししんどかったので、常体に変えるか敬体のままでいくか延々と迷っていました。

 ちなみに結論は「どっちでもいい」です。ここはインターネットでその上自分のブログなんだから、ある程度は好きに書いたらいいんじゃないかと思ったわけです。今後は少しフランクな文体になりますが怒らないでください(;´Д`) (顔文字を使うか否かもかなり迷いました)

 

 改めて書くとどうでもいい内容ですが、そういうことを真剣に悩むのも仕方ないですかね、持って生まれた性格ですから……。

 おそらくしょっちゅう失踪すると思います。下手すると1年くらい消えるときもある、かもしれません。基本的に計画性のかけらもないまま行動してしまうのでw

 でもやめるときはちゃんとやめると言うつもりでいます、手段がある限りは…!

 

 今日記事を書けたのは、一昨日はてなからメールが届いたからなんです。「なばすけさん、そろそろ次の記事を投稿してみませんか?」みたいな感じでした。自動送信だとは思いますが、背中を押してくれてありがとう、はてなさん。

 ネタは思いついたときにタイトル案や要旨を書いたりしながらまとめているので、今あるだけでも50前後あります。とはいえ、せっかく用意されたお題があるのですから、一度それに沿って書いてみます。

 

今週のお題「表彰状」

 

 ……うーん、ひしひしと過去の自分にコンプレックスを感じるお題です。

 

 私、今でこそテスト前なのに我関せずとこんなことしていますが、小学生のときはなかなかデキる奴だったんです。運動以外。

 というより、塾に通っていないのにクラスで1番勉強ができる子でした。先生が「今回のテスト、100点は一人だけです!」なんて言うと、周りが真っ先に私の名前を挙げるくらい。ただし過去形です…。当時はプレッシャーに感じて嫌でしたが今思うと本当に贅沢な悩みですね。

 それで芸術方面はさっぱりという訳でもなく、むしろここが私の一番得意なところです。作文や絵や作曲など、合わせると平均して年間に1、2枚くらい表彰状を頂いてました。改めて数字にするとインパクトがないですね。

 …自虐風自慢に感じるかもしれませんがモーマンタイです。このお題ならきっと自慢してナンボです。

 

 ここまで、もし周りにいたら近づきたくない人に認定されるくらい自慢しましたが、これは前フリです。私にはこのすごさを打ち消すくらいの短所があったのです。

 それは先にも述べましたが「極度の運動音痴」です。これもクラスで1番ぐらい。もう笑うしかないですよ……。これは学校生活、特に小学校においては致命的な欠点です。

 なぜなら、(私のいた)小学校では、休み時間に校庭でみんなあそびと銘打って鬼ごっこやドッジボールをやることが多いからです。走りが速い子は、それだけでヒーローでした。

 同じように個々の技量がはっきりと出る絵や合唱よりずっと日常的なので、それだけ影響力も高く、運動ができる子は絵を描くことや合唱が苦手でもチャームポイントになって、逆だと暗く見られてしまうことが多々あるように感じます。

 ついでに言っておくと、私は運動音痴であることに加えて見た目もよろしくないです。運動音痴だと身体つきで分かってしまう感じです。どちらの意味でなのかはあえて言いません。そしてコミュニケーション能力も決して高くはない。言いたいことをうまく言えなくて損をしたり、逆に人を傷つけてしまったりしていました。

 

 こうなると向かうところはひとつ、いじめです。きっかけはよく分かりませんでしたが、6年生の1学期が終わる頃から卒業までクラスと学年の男子にいじめられていました。担任の先生は悪い人ではないながらもあまり頼りになる人ではなく、親に言うのもなんとなく惨めに思えて自分ひとりで耐えていました。

 しかし当時は病欠以外で学校を休むことはありませんでしたし、なんなら卒業式はちゃんと悲しかったです。と言いつつ別れる中に悲しい友人はいなかったような気がします。

 何故悲しかったのでしょう。たぶん雰囲気に流されたのか、卒業式は泣かないといけないという刷り込みがあったのだと思います。あーあー卒業式でー泣かないーとー 冷たいひとーと言ーわーれーそーうー…一体私はいくつなんだ。

 

 で、多くのメンバーが同じ中学に上がるということで戦々恐々としながら新生活を始めたのですが、いじめは驚くほどあっさり終わりました。環境の変化とあとひとつ、女の子をあだ名で呼べるようになったおかげですね。

 経験上、女子はあだ名で自分たちの仲の良さを確認しあっていることが多いと思います。私は小学生の頃、女子を苗字+さん付けでしか呼べなかったのですが、あだ名で呼ぶようになると以前とは見違えるくらい多くの子がフレンドリーに会話してくれるようになりました。

 

 それまでふよふよとクラスで浮いている存在だったのに、頑張って、もしくは無理をして女子の社会に溶け込もうとしたのです。春休みに必死に練習し、予想以上の効果を得られて、調子に乗った私は明るいキャラを演じました。それもそこそこ上手くいってしまい、「普通の」中学生になれたように思っていました。

 しかし別人を演じるなんて簡単にいくわけがなく、笑顔で大丈夫、大丈夫と言い続けた結果が現在の私です。学校社会に馴染めないのに無理をして、結果不登校になりました。

 

 学校では努力や団結や反省を常に指導されるように感じますが、それを額面通りに受け取ってしまう人ほどしんどくなりやすいと思います。

 本当はそうでない人が改善するべきところを注意されているのに、クラスや部活全体で言い渡されると、どうしても不器用で真面目な人ばかりが自分のこととして受け取って、自己評価を下げてしまうのではないでしょうか。

 自己評価の低い人は、実際は自分が思っているよりもできていることが多いはずです。そして、慰めではなく、もし本当にできていなかったとしても、それを理解して反省できている時点で十二分というくらいです。

 

 最後に、本物の表彰状を貰っていない人ほど、普段の自分を自分でほめてあげて下さい。目覚ましのスヌーズを使わずに起きられたとか(私はこれができません)、プッチンプリンを上手にプッチンできたとか、今日が何年何月何日で何曜日かちゃんと覚えてるとか、ごくごく小さなことでもいいんです。むしろそういう小さなことこそ、生きていることの結晶だと思います。

 この記事も結構長いです、3000文字近くあります。これだけ長い上に拙い文章を最後まで読んで下さって、私はすごく嬉しいです。

 これだけ長い記事を書いた私にも表彰状を、なんて。きっと誰かと被ってしまう締め方ですね。